【今週の活動】アズングと組合の視察
※アズングっていうのはこちらの言葉で白人という意味です。
(ウガンダでも使われているらしいので、アフリカでは割と
ポピュラーな言葉なのかもしれません)
EU連合が出資するFIDPというプロジェクトが行われています。
(※FIDP=Farm Income Diversifycation Programme )
具体的に言うと、食べるための農業以外に
別の収入を得るための手段を作り、
収入源を多様化させようというプロジェクトです。
2010年でフェーズ1が終わり、現在ではフェーズ2に入りました。
そこで、首都から10時間以上かけて2人が視察に来られました。
同僚と一緒に農業組合の視察に行かせてもらったのですが、
ツッコミどころ多すぎました。笑
今回、6つの組合を2日かけて回りました。
その中で感じたのは、まず、聞く項目がバラバラ。
今更グループの基本情報、対面で聞いてどうする!?
日本企業のやり方ってフォーマットありきで、
スピード感がないって批判されるのを聞いたことがあるけど、
彼らにはフォーマットなんてあったもんじゃない。
少し考えれば今回話を聞く目的は、組織改善のための現状把握なので、
聞く内容は自ずと決まってくる。
前回の生産量と比較して、どれほど増えたか減ったか。
売上高に変化はあったか、メンバーの増減があったかなど。
聞く項目は個人に任されているようで、柔軟に対応しているように聞こえるが、
中身が本当に薄かった。
「今後の計画は?」
そんなこといきなり聞かれて答えられるのは、マラウィアンかどうか疑わしい。決してマラウィアンのことを見下しているわけではなく、想定外の話をされて的確な答えを持ち合わせている方が驚きなのだ。
その反射的に答えたような答えに、ツッコミを入れて
具体性を探ったところで何の意味があるのだろう。
今回のことを反面教師にして
来週から自分のインタビューに生かしたいな。
(写真は訪問した魚の加工グループ。)