Now and Here

With keyword of localization, I keep 日日是好日 in my mind

Welcome to Karonga~日本から友がやってきた~

カロンガに、初の日本人ゲストがやってきた!

なんとも不思議や不思議なご縁で、

はじめての出会いは、遠野の自動車教習所。

(バイクじゃないよ)

 

再会は、マラウイ!?!?

しかも、南部の大都市ブランタイヤから

最北端のカロンガまで会いに来てくれた!!!

 

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(再会を祝して、カロンガ名物チャンボ(ホッケみたいな淡水魚)を頂く)

 

 

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(いつもより大きく見えるのは気のせい?笑)

 

彼女は、ある日本企業が 

マラウイで道路を作っていて

その社員寮でマラウィアンに日本食を伝えるために

マラウイに来たそうだ。

そして、山小屋で働いていた経験などから、

ごみ処理などの環境問題に興味を持ったと話していた。

 

他にも語り合ったことはたくさんあるけれど

これからやりたいこととか

愛についてとか...

 

 

こんなご縁を大切にしていきます。

これからもよろしくね☆

(帰国したら会いに行くから!!)

 

Tionanenge! (See you again!)

はじめてのコンドーレシマ作り体験!

最近の私。マラウイ生活3か月目に突入!

 

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(まだ白いね笑)

 

カロンガの偉大な先輩が帰国してから早や1か月。

3か月後にはその先輩の後任が来るし、日本とは違って時間の流れが

ゆっくりなはずなのに、気が付くと時間が経っていて恐ろしいです。

                                                            

 

週末に、同僚の家でシマ作り体験をさせてもらい、地元の味を堪能!

 

 

折角なので、、、

簡単にコンドーレシマの作り方を紹介!

(※通常シマはメイズ(トウモロコシ)を粉上にしたものを

お湯と一緒に混ぜ合わせたものですが、

コンドーレはキャッサバ(イモ類)の粉で作ります。作り方はほぼ同じ。)

 

 

 

①まず、キャッサバを乾燥させたもの(マヤウ)を砕く

 

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②①をふるいでさらに細かくする

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③細かくなったものを沸騰させたお湯と一緒に混ぜる

(シマより弾力があるので根気が必要)

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まとまってきたら完成!

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 とっても美しく、いつも食べているシマより

洗練されている気がしました。

マーケットで新鮮な野菜を買って、

3人で一生懸命作ったからとても美味しかった^^

 

その土地の味を地元の人に教えてもらえるなんて、

自分はなんて幸せなんだとしみじみ思いました。

 

 

地元の美味しいものを探す旅はまだまだ続きます!

乞うご期待!!!

 

 

3月の一大イベント【field day】に参加!

 3月末~4月初めのどこかで毎年開催される、県の農業開発事務所(私の配属先)が中心となって開催するフィールドデー!

 

このイベントでは、県議会から代表者が参加して、各県における農業普及の実情を視察します。この日のために選ばれたサイトは4つ。メイズや綿の畑でどんな肥料を使っているのかなどの話を聞くため、私も参加してきました!

 

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(1つ目のサイト。ここでは、early maturingという品種を育てている。)

 

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(地元で採れた作物を使って商品開発もしている)

 

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(フィールドデーの終わりには、歓迎の踊りと演奏だけでなく、栄養改善や気候変動についての劇なんかも披露されました)

 

予定では、午前中(8時~12時)の予定でしたが、

安定の2時間オーバーで事務所に戻ったら

14時過ぎでした。これでもいい方かなと思っている

私はだいぶマラウイ化されてるんでしょうか。

 

サイトに訪問するたびに、質疑応答をしていたのは

良かったと思います。その反面、招待されていた

お偉いさんのコメントで終わることもありました。

(チェワ語なので尚更わからない)

 

 

Life is beautiful

1997年にイタリアで上映された、
『Life is beatiful』やっと観れた。

時代背景は第二次世界大戦直前と戦争が終わるまでを描く。
イタリア人として北イタリアで暮らすユーモア溢れる青年、
グイドとヒロインのドーラとの出会いから物語は始まる。

観終わってまず思ったことは、どの様に生きるかも大切だけど、
誰と生きるのかではないか。

ドーラがもし結婚する相手、生涯を共にする相手が、
グイドではなかったら彼女は強制労働を経験することなく、
戦争中でも平穏に暮らすことができたかもしれない。
けれど、それが幸せかどうかは彼女にしかわからない。

人生とは、人間の力で変えられると思いがちだけど、
時代の流れや社会の変化に翻弄されるものだ。

誰と生きていきたいのか、
素直に自分の答えを受け入れることができる時代に生きる私たちは幸せだ。
その幸せを噛みしめたい、そう思った。



(澄み渡る空とどこまでも伸びるソルガム

*今週の学びは急がば回れ

焦っているようで、焦っている。

協力隊同期のブログを他人事のように見ていたのに自分も例外ではなかったことに気付く。

昨日は、先日の記事にも書いた協同組合とのミーティングだった。
しかし、今回のミーティングは二つの組合の代表と普及所の代表、
3者が集まって今後の方針について決める大切なミーティング。
普及所の代表に次のミーティングはいつか、それに自分は参加できるのかと聞いたところ、問題ないと言われた。

今思えば、これは建前に過ぎず、本音で言えばそんな大切な場に、
赴任して3か月の外国人ボランティアがなぜ参加する必要があるのかということ。
結局、ミーティング当日の朝になって、その普及所の普及員から、
今日は僕らが参加する必要はないとボスが電話してきた、と言われた。



(それを聞いた時の私の表情はこんな感じ)

では、なぜ初めに私に来るべきではないと言わなかったのかという話になるが、
少なくともミーティングの目的を理解していれば、
自分で推測することもできただろう。組合の現状を知りたいと思うあまり、
客観的に見ることができなくなっていたことを反省。

まずはそのミーティングで話し合われたことをきちんと理解するべく、動こう。


結局その日は、カロンガ隊の仲間の活動を見せてもらうことにした。
彼女はコミュニティ開発局に所属していて、ムラーレという地域で
パンを作るグループを支援している。


やる気のあるグループで週に2回ほど集まってパンを焼いて、
売りに出ているそう。今日は栄養改善についての講座に
メンバーの一人が参加してきたそうで、それを共有する時間。


これから帳簿を付ける習慣を定着させて、
少しずつ利益を上げていくための作業を積み重ねていくそうだ。

協同組合でもやることはそう変わらないので、自分の活動にも生かせる
種をもらうことができた。


急がば回れとは、このことかもしれない。

今週はいよいよ協同組合とのミーティング!?

私の活動地域である
カロンガ県には、6つの農業普及所(EPA)があります。

そのうちの1つ、Kaporo South EPAの担当者が調整をして
米の生産組合とのミーティングが開催されました。

これから組織の運営について話し合うための
キックオフミーティングのはずだったのですが、
この組合から参加したのは女性1人でした。
(カメラ目線の彼女)

聞いたところによると、そもそもこの地域では、米の生産組合は
川の水を共同管理するための組合から始まっています。

他の3つの地域では、
米の生産組合と水の管理組合は協力し合って活動しているそうですが、
この地域では米農家の数が多く、この地域出身でない人も多いために、
連携することが難しいそうです。
調べていくうちに、この組合の実情は中々複雑なことが分かってきました。

現状では、この組合ではある程度の利益を上げているそうで、
組織的に協力し合う必要性が認識しづらいようです。
問題意識がない人に問題意識を持たせるよりも、
すでに問題意識を持っている人に対してはたらきかけた方がよいと考えています。


少しずつ組合の話を聞けるようになって
(現地語で理解するにはまだ至りませんが)
活動を色づけするように、面白くなってきました!

週末にキュンとしたい人へおすすめ3本

マラウイでは時間の流れがとてもゆっくりです。
1週間を終えて、週末にキュンとできちゃう3本をピックアップしてみました!

『コクリコ坂』(ジブリ作品。2011年)
思いが通じ合ったとたんに、兄弟かもしれないという疑惑が浮上!まるで韓国ドラマのような展開にジブリ映画の新境地を見出した作品。青春真っ只中の中学時代を思い出すと、甘酸っぱい気持ちになります。主人公の海は、下宿屋を切り盛りする、しっかり者の長女。学校でもカルチェラタンの取り壊し反対運動に参加する中で、活動の指揮官であるクラスメイトに幸運の女神と呼ばれるようになります。きっとこのまま上手くいくと思いきや、暗雲が立ち込めてきてしまった2人の恋の行方は???

ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008年)
あの頃の俺たち、私たちがそこにいた。何か物足りなくて、どこかに行ってみたくて。でもどこにも行けなくて。その中で、彼らが見つけた地元とのとっかかり。最高の暇つぶしと言っても過言ではない。それは、駐在員との対決。私たちが忘れてしまった大切なことに気づかせてくれる作品。

人のセックスを笑うな』(2008年)
原作は山崎ナオコーラの小説。永作博美のいじらしさがスパイスを利かせています。美大生の主人公みるめは、偶然軽トラで拾った女性と大学の喫煙所で再会する。そこから2人の関係は始まったのだが、、、彼女にはある秘密があった。人を好きになるって、こんな気持ちと思い出させてくれる作品。個人的にはサイドメンバーとエンドロールも気に入っています。

いかがでしょうか?新年度が始まる前にほっこりしてみませんか?